犬と猫の病気は食事とトイレでわかる!予防と早期発見の鍵はオシッコです。

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犬と猫の健康生活 |  キャットワン

愛犬の尿が1日以上出ないと命に関わることも!

愛犬のオシッコ・チェック

最近、愛犬の尿がいつもと違う、色がおかしいと感じたことはありませんか。水分はいつも清潔な状態で飲めるようにこまめに補充していますか。尿は体内に取り込まれた栄養の老廃物を排出する重要な役割があります。

臓器や血液に異常がある場合、尿の色がいつもと違い、痛みを伴い出にくくなるなどの症状も。
尿の異常は内蔵に関わる重要な異常のサインです。放っておくと命に関わることもあります。

特に愛犬の尿がいつもと違う赤色や赤茶色の尿が出る場合は要注意です。尿に血液が混じっており、血液の病気や中毒症状の疑いもあります。

尿の異常に関わる病気

ねぎ中毒

飼い主さんの食事中はハウスに入れるなどの食事のしつけを行い、ねぎ類などを誤って口にしないよう注意しておくと良いでしょう。
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フィラリア症

毎年蚊が出始める時期から12月ごろまでの投薬で予防できます。体内にフィラリアが寄生し、症状が進行すると生死にかかわる危険もあります。
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溶血性貧血

ねぎ中毒などの中毒症状が進行し溶血性貧血になる場合も。血液中の赤血球が破壊され、尿として流れ出てしまい、急に愛犬の元気がなくなり散歩を嫌がることもあります。

尿が出ない原因と危険性

愛犬の尿が出にくい、出ていないと感じたら急性腎不全尿路結石尿毒症が考えられます。中でも尿毒症は腎臓が濾過しきれなかった老廃物が体内に残り、毒素が血液中に入って体内を廻って、他の臓器にまで様々な影響を及ぼします。

言わば命に関わる最終段階とも言える尿毒症にならないよう、症状が軽いうちにかかりつけの動物病院で診察を受けることをお勧めします。

また、愛犬の食べ物や使用している薬、水分量などによって尿の色が変わる場合もあり、一概に症状を決めることはできませんが、通常の尿と明らかに違うと感じたら排尿後すぐ容器などに入れ動物病院に持参すると良いでしょう。

排尿後6時間以上経過したものは検査ができない為、なるべく早く見てもらうことをお勧めします。

愛犬の健康管理の目安としてトイレシートを利用したり、お散歩時に毎日尿をチェックしてあげるなど、毎日確認できると良いですね。

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