19Jul
フランス原産の猫種で、代表的なブルーの被毛が美しくロシアンブルー・コラットと並び「ブルー御三家」と呼ばれているほどです。
第二次世界大戦後、絶滅寸前となりましたが、ペルシャやブリティッシュブルーと異種交配され、現在にいたります。
同様にロシアンブルーも第二次世界大戦後、絶滅寸前となりペルシャやブリティッシュブルーと交配を受けているため、シャルトリュー、ロシアンブルー、コラット、ブリティッシュブルーは幼児期の見分けがほとんどつかない程、酷似しています。
大変広い肩幅と厚い胸板で、ずんぐりした体形なのに対し、四肢が細いのが特徴です。
丸い顔にはふっくらした頬があり微笑んでいるような表情に見える事から「微笑み猫」と呼ばれています。
成長するごとに、銅色の目の輝きが深くなります。独特の黄銅色はシャルトリューを見分けるポイントの一つです。
被毛が厚く撥水性・保温性が高いので、日本の気候では熱中症や皮膚疾患に注意が必要です。
また、7㎏にも成長する大型の猫種で、高カロリー高タンパクの食事が必要ですが、運動も十分にさせて、肥満に注意しましょう。
忍耐強い猫で、めったに鳴き声をあげません。
ブラッシングやマッサージでスキンシップをとりながら、変化に注意をしましょう。
またブラッシングをすることで、皮膚への通気を良くしてあげる事が必要です。
遺伝性疾患としては、ペルシャ系の遺伝として「嚢胞腎」があります。
腎臓を形成するたんぱく質の遺伝子に異常がある場合起きる病気で、食欲不振・多飲多尿・体重減少などの様子が見られた場合、すぐに診察を受けましょう。
一般的には病気に強く、優しい性格から他の猫種との多頭飼いも可能な猫と言われており大変飼いやすい猫です。